分散型治験

すべての人をすべてにつなげる。

すべての分散型治験は、つながりから始まります。そのため当社では、治験実施施設のスタッフと被験候補者様、臨床医と治験に参加する患者様、施設の Fortrea チームメンバーと研究スポンサーを、それぞれどのように結びつけるのが最適かを判断するために、総合的かつ柔軟性の高いアプローチをとっています。

患者様、施設、そしてスポンサーの具体的なニーズを理解することでお互い緊密な関係を構築し、意思の疎通を最大限に高め、全体的な治験体験を改善することができます。

分散型治験、仮想研究、ハイブリッド試験でより多くの患者様にアプローチ

分散型治験、仮想研究、そしてハイブリッド試験には、患者様や介護者の負担を最小限に抑え、治験にアクセスすることが困難な患者様を治験に一歩近づけ、患者様の多様性を向上させるなど、従来の臨床試験モデルと比較していくつかのメリットがあります。

当社では、経験豊かな臨床研究専門家と出張臨床医で構成される比類ないグローバルネットワークを活用し、それぞれの臨床研究がユニークであることを認識しながら、まず、eConsent、ePRO ソリューション、遠隔医療サービス、デジタルバイオマーカーのデバイス統合など、お客様の研究にとって理にかなう DCT ソリューションはどれかを判断します。そして、詳細な設定が可能なインフラを備えた最先端の技術プラットフォームを活用して、患者様重視のサービスを実現しながらお客様のデジタルワークフローをつなげ、治験全体を通じて患者様、施設、治験責任医師および分担医師に透明性の高い体験を提供します。

患者様との触れ合いをハイテクな方法で実現。

治験で先端技術を活用するには、直感的な患者様エンゲージメントが必要です。当社の技術プラットフォームは、モバイル機器、センサー、アプリケーションのいずれを使用する場合でも、わかりやすいアニメーションと明確な指示により、包括的な患者様トレーニングとサポートを提供するようデザインされています。患者様は、簡単なアプリケーション画面でリマインダーやアラート、投薬日誌が利用できるほか、投薬を記録するのに写真や動画を使用することも可能です。

お客様が患者様を中心に据えた臨床研究を行えるようモニターし、指導が行えるよう、当社ではペイシャントインテリジェンスネットワークを通じて、実際の患者様や参加を検討中の方の声を絶えず取り入れています。ここで患者様からの生の意見を得ることで、テクノロジーを駆使して治験参加者の治験体験を継続的に最適化することができます。

患者様にシームレスな体験を提供。

当社の患者様を中心としたモデルの柱となるのは、治験を患者様に届けるグローバルかつ社内の能力。当社の DCT サービスには、在宅で治験薬を投与する出張臨床医の派遣、サンプル回収サービス（採血、生体サンプル回収、採尿）、臨床評価（バイタルサイン、ECG、体重）などがあります。訪問先を自宅、学校、または職場のどれにするかを患者様が選べるため、まさに患者様を第一に考えた体験となります。

当社の臨床医のグローバルネットワークは、患者様に教育の機会を提供して研究のコンプライアンスを確保したり、患者様が治験実施施設に訪問する際に同行したり、アンケートデータの収集をサポートしたりすることが可能です。また当社は、患者様への直接（DTP）配剤および IP の輸送、ヒューマンファクター研究の支援といった分野での経験も豊富に持ち合わせています。

結果を実感

Fortrea の DCT ソリューションは、患者様、治験責任医師および分担医師、そしてスポンサーの体験を向上させるようデザインされています。当社では、以下を実現できるようサポートします：

• 患者様のリーチと多様性を広げ、治験で得られるデータの質を高める
• 患者様がお客様の治験を容易に見つけ、登録できるよう患者様の負担を軽減する
• 患者様との貴重なやりとりの時間（対面または遠隔訪問）を確保できるよう、治験実施施設における事務手続きの時間を削減する
• 出張臨床医で構成されるグローバルネットワークと、治験実施施設が展開可能な訪問治験サービスの効率を高める
• 簡単に設定可能なプラットフォームを活用し、接続されたデータインフラを実現する